まめTVペイントガイド

まめTVのキットは未着色ですので、塗装についてはみなさんの創意工夫で行っていただく前提です。
模型趣味をなさっている方であれば日頃から行っている作業でしょうけれど、塗装作業そのものに馴染みがないという方を対象として参考ガイドをまとめてみました。

もちろん、色のチョイスなどは皆様の趣味嗜好に合わせていただければ良いですし、以下の内容はあくまでもヒントのようなものとしてお読みください。

1.準備するもの

今回は模型用塗料として売られているMR.HOBBY水性ホビーカラー6色と筆を使うことにしました。
いずれもガンプラなどを扱ってるホビーショップで手に入ります。
「水性」といっても乾燥後の塗膜は水がかかっても溶けません。
筆を普通の水道水で洗うことができるのが便利ですし、ラッカー塗料ほどの強い刺激臭もないので使いやすいのです。なお、塗料を希釈する際は専用の薄め液を使用してください。

こうした塗料を使用するのが初めてという方は、なにか手ごろな物に実際に試しで着色してみて感覚をつかむと良いでしょう。
同じ方向に筆を動かすようにするのが塗りムラを防ぐコツです。

2.各工程

リアパネルをミドルストーンで塗ります。
平筆の小さい方を使用しました。全面に一気に塗りましょう。
水性ホビーカラーはこうした模型の筆塗りにちょうど良い濃度に調整されていますが、静置していると塗料の濃い成分が沈殿しますので、使用時には必ずよく攪拌してください。

 

フロントパネルをダックエッググリーンで塗ります。ベゼル部分はこの後に着色しますのでそれ以外の部分を塗ってください。

 

センターフレームをレッドブラウンで塗ります。今回はこの部分の塗装面積が一番広いので落ち着いてやりましょう。テレビの脚を持ち手にして塗ると楽です。
塗膜が薄いと下地の白が透けてしまうので、しっかりと塗料を乗せてから一定方向に筆を動かすようにすると綺麗に仕上がります。
フレームの縁の内側にも少し回り込むように着色してください。

 

ここからは細い筆に切り替えて塗り分けの工程となります。各パーツの塗膜が乾燥していることが前提になりますので、先の工程から2時間ほど空けてから着手すると良いでしょう。
まずダークグレーでリアパネルの突起とセンターフレームの脚を塗ります。

 

ベゼルの内側もダークグレーに塗ります。このように多少はみ出てしまっても構いませんので、内側の壁面すべてに塗料が乗るようにしてください。

 

フロントパネルのつまみや凸モールドをシルバーで着色します。
はみ出しやすいので、筆には最小限の塗料だけ含ませて、かすらせるようにして塗るといいでしょう。
この工程が一番難しい箇所かもしれません。

 

リアパネルをセンターフレームにはめ込んでみましょう。
どうですか?なかなかそれっぽい雰囲気になってるのではないでしょうか?
ここで少し一休みするのもいいかもしれませんね。

 

フロントパネルのスピーカー部分を金色で塗装します。
なお、こうしたメタリック塗装の場合はラッカー塗料かエナメル系塗料の方が粒子が細かいものが多いので、もし本格的に仕上げる場合はいろいろトライしてみてください。

 

ベゼルの縁の塗料がはみ出た部分の処理をします。
デザインナイフかカッターの刃をベゼルの縁に垂直に立てて、「カンナ掛け」の要領で刃を滑らせて、余分な塗料をはぎ取ってしまいます。
露出した部分は無着色状態となりますが、この作例においては不自然にはならないでしょう。

 

油性の極細サインペンをお持ちでしたら、こんな風にディテールを追加しても良いでしょう。

チャンネルつまみを装着してみました。

これで参考例としては完成です。ぜひ皆さんも自由なアレンジでトライしてみてください!